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鉄血のアイン、2期のジュリエッタ、JGの佐久間中尉、とうらぶを愛する個人の趣味サイトです☆女性向けです!総受けです!・・・苦手な方はバック推奨。

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ジョカゲアイドルパロ【Dプロダクション】続き

◎独り言ですが、ジョカゲ×リゼロのパロって・・・
戦地で死んだ佐久間さんが、「佐久間さんもどうです?」と三好から初めてお誘いを受けるところに“死に戻り”・・・
もしくは召喚(?)された異世界で、三好そっくりな精霊術師(♂)に助けられたり、田崎そっくりな剣聖に助けられたリ・・・
マイナーすぎるので、封印指定ですね・・・

◎アイドルパロで、お約束ネタをやっていなかった!・・・と気付きました。

そして、5話後の次回予告で田崎の一人称が“俺”だと判明!


【続・Dプロダクション】

「では、新曲がオリコン1位になったのを記念して・・・乾杯!」
アイドルグループ『ジョーカー』のリーダー、三好の掛け声に続いて、残りのメンバー7人と佐久間が「乾杯!」と声を揃えた。

「・・・にしても、よく1位になれたよな~」
どこか他人事のように言いながら、波多野はビールを呷る。
本当のところ、彼等にとってアイドル活動は本業ではないので、そこそこ手を抜いていたりしたからだ。
手を抜いていても、前回のファーストシングルでオリコン8位に入る辺りは恐ろしいが・・・。
「それは、佐久間さんが僕達を支えてくれたからですよ」
佐久間の隣の席をしっかりキープしている三好が、佐久間に笑顔を向けながら答えた。
「俺は自分の仕事をしただけで、1位になれたのはお前達の頑張りだろ!」
三好からの讃辞を、佐久間が慌てて否定する。
しかし、芸能界の事を何も知らなかった佐久間が自力で必死に調査し、ショップを巡って協力を申し込み、サイン会などのプチイベントを開催したり、
テレビ局に足しげく通って出演交渉をしたり等、地道な営業活動を行った功績は大きい。
マネージャーになってから3ヶ月も経たないのに、佐久間の靴底がかなり擦り減っているのを全員が知っている。
始めは「サイン会なんて面倒臭い!」「テレビで宣伝とかカッコ悪くないか?」など、非協力的だったが、
佐久間の頑張りや熱意に押され、積極的に協力するようになった。

1位になった事に、結城も(これで活動資金が潤うと)大変喜び、(守銭奴なのに)今晩の宴会代は経費で落として良いと言った。

「・・・それはそれとして・・・おい福本、気に入った料理のレシピを店員から聞き出してメモするのは止せ!
また週刊誌に“アイドルを辞めて、料理人に転職か!?”なんて、書かれるだろ!」
「・・・・・・」
佐久間からビシッと人差し指を向けられる福本。ここが居酒屋の個室内とはいえ、スキャンダル狙いの記者などは油断できないのだ。
「まぁまぁ、今はそんな細かい事はいいじゃないですか。それより佐久間さん、俺の宴会芸をご覧下さい」
パチン!
福本に向けていた佐久間の視界に割り込んだ田崎が指を鳴らすと・・・
クルッポッポー!
佐久間の頭上に真っ白な鳩が現われた。
「田崎~~ッ!鳩は止めろと前にも言っただろう!それにお前もまた“アイドルを辞めて、マジシャンに転職か!?”なんて記事にされるぞ!」
鳩に気を取られている佐久間は気付かなかったが、佐久間の胸ポケットで一輪の美しい青薔薇が咲いているのを、三好は忌々しく思った。
「いっその事、その鳩を唐揚げにして食べましょうか。一度、鳩の唐揚げって食べてみたかったんですよね。それに問題も解決するし、一石二鳥ですね」
楽しげな笑顔を浮かべながら、ペロリと唇を舐める三好に、佐久間の頭の上にちょこんと座っていた鳩の小さな体がガタガタと震える。
「面白いジョークですね」
三好に爽やかな好青年スマイルを返した田崎が再び指を鳴らすと、鳩の姿が一瞬で消え去った。
(・・・俺のせいで不当な精神攻撃を受けた憐れな愛鳩には、後で極上の餌を与えて労わろう・・・)
三好の怒りの原因が鳩ではなく、薔薇の方だと理解している田崎は心の中で鳩に謝罪する。

「佐久間さん、心配しなくても福本と田崎の件は、趣味として紹介ページに追加済だから、変なスクープにされる事はもう無いさ。
それに社長がその特技を活かして料理番組や、バラエティー番組に出られれば御の字だって言ってたし」
「そうだったのか・・・」
三好とは逆の佐久間の隣に座っていた神永が、丁寧なフォローを入れる。
これは福本や田崎の為ではなく、自分に対しての佐久間の好感度を上げる為だ。
(・・・今まで、甘利と並んで女性関係で問題を起こして、佐久間さんを悩ませていた神永のこの変貌ぶりは・・・)
神永に顔を向けている佐久間の後ろから、三好が神永を睨み付けるが、神永は佐久間への笑顔を絶やさない。
前回、神永が佐久間の護衛任務を担当した後から、神永の佐久間への態度がこれまでとは明らかに変わった。
何があったのか問い質しても答えず、かわりに「佐久間さん相手なら男でもイケるかも」という爆弾発言をかました。
これは、佐久間がお気に入りだと公言していた三好や、佐久間に好意を寄せている他のメンバーへの正しく宣戦布告である。
佐久間を挟んで、水面下で火花を散らす三好と神永。
「・・・佐久間さん、これ美味しいので飲んでみて下さい」
佐久間の正面から、穏やかな微笑みを浮かべた実井が、佐久間へと綺麗な色の液体が入ったグラスを差し出した。
「・・・美味いな!」
佐久間がジュースだと思って飲み干した甘いそれは、実は度数の高めのアルコールが含まれているのだが、実井はニコニコと二杯目を差し出した。
この場にいない結城から「俺は行けんが、任せたぞ」と頼まれた佐久間が、今宵は酒を飲むつもりが無かった事も、
本人は隠してるつもりだが、実は甘い物を好んでいる事も全て知った上での行いだ。

「・・・体が熱い・・・」
実井に勧めらるまま、知らずに多量のアルコールを摂取していた佐久間が、熱い吐息を漏らした。
潤んだ瞳に、赤い頬・・・平素の凛とした姿とは掛け離れ、濃厚な色香が漂っている。
「・・・熱い・・・」
もう一度不満げに呟いた佐久間は、自らのネクタイを解いて放り出すと、シャツのボタンを全て外した。
鍛え上げられた見事な腹筋が8人の前に晒される。
「駄目ですよ、佐久間さん」
・・・更にその先、ズボンのボタンへと伸びた佐久間の手を、三好が掴んで止める。
「・・・う~・・・邪魔するな三好!・・・邪魔する奴には・・・」
三好の手を振り解こうと、もがく佐久間だが、三好の手はびくともしない。
それならば・・・と、三好に顔を寄せる佐久間。
(・・・これは!?)
迫る佐久間の唇を、躱すはずもなく、期待に胸を膨らませる三好。
「させるかっ!」
しかし、神永が佐久間の体を自分の方に引き寄せて、それを阻止した。
「・・・神永・・・許さんッ!!」
キレた三好と神永の戦いが今始まる・・・!!
波多野と福本は、料理に被害が及ばない様にテーブルを移動させて、何事も無かった様に再び飲食を再開。
田崎と実井は楽しそうな余興だと観戦を決め込み、小田切はいざとなれば止めに入ろうと注意深く観察する。

「・・・ん・・・ぁっ・・・」
背後から聞こえてきた佐久間の甘い声に、三好と神永が揃って振り向くと、佐久間とキスを交わす甘利がそこにいた。
((漁夫の利だと!?))
上手く呼吸ができないのか苦しそうに喘ぐ佐久間の舌を絡め取りながら、執拗に深いキスを繰り返す甘利。
静まり返ったその場では、ピチャクチュという水音がやけに大きく感じる。
「「佐久間さんから離れろ甘利ーッ!!」」
三好と神永、二人の声が完璧にハモった。
「・・・おいおい、落ち着けよ二人とも。俺は別に自分から佐久間さんにキスしたワケじゃないぜ?」
甘利の言葉に嘘は無い。
神永の手で三好から引き離された佐久間が、“たまたま”横にいた甘利にターゲットを切り替えて、自らキスをしたのだ。
ただその“たまたま”が偶然なのか、必然だったのかは推して知るべし。
元々自由人の気質を持ち、恋愛対象の性差など気にしない(要約するとバイセクシャルな)甘利が、ノーマルだった神永を惚れさせた佐久間に興味を持ち始めたのだ。
「・・・そんな言い訳で僕が納得すると思いますか?」
「・・・酔っ払いのキスを躱せない程鈍ってるなら、俺が鍛え直してやるぞ?」
「仕方ない・・・弟分を躾けるのも、兄貴分の役割だな」
当然、この展開は予想済だと、立ち上がった甘利が二人と対峙した。

「・・・罪作りな人ですね、佐久間さん」
甘利のキスに翻弄され、意識を失う様に眠りについた佐久間は、実井の膝枕の上でスヤスヤと寝息を立てている。
「今日の佐久間さんの護衛任務は僕なので、このまま先に連れ帰りますね」
佐久間を起こさない様に小声で小田切に伝えた実井は、タクシーを呼んで、横抱きにした佐久間を連れ出す。
先程の二の舞にならない様に、抱きかかえられた佐久間に視線を寄せる三好と神永だったが、“実井なら大丈夫だろう”とそのまま見送った。
全員が住まう寮・・・というか、レトロなアパートに到着した実井は、佐久間を抱えたまま器用に佐久間の部屋の鍵を取り出すと、
ベッドの上に、佐久間の体をそっと下ろした。
部屋に備え付けの簡易キッチンでコップに水を入れて戻るが、ぐっすりと眠る佐久間が起きる気配は全くない。
「消毒です」
眠る佐久間相手に囁いた実井は、コップの水を口に含むと佐久間と唇を重ね、口移しで飲ませた。
コップの水が空になるまで何度も繰り返し、最後に佐久間の唇から漏れた水を舌で舐め取る。
唇だけでは足りない、その体も味わい尽くしたい・・・そんな欲望に駆られて、手を伸ばす実井。

「・・・何をしている?」
音も気配も無く現れた結城に、背後から声を掛けられる。
(・・・鍵も掛けていたんですけどね・・・)
「酔ってしまった佐久間さんに、水を飲ませていただけです」
結城には全てお見通しだろうが、実井は笑顔を浮かべてその場を取り繕う。
「・・・そうか」
その一言だけを残してすぐに結城は部屋から出て行ったが、重みのある一言に、もう不埒な真似はできなかった。
(・・・ここじゃなく、ホテルに連れて行っていれば・・・)
実井は自分の選択ミスを悔やみつつも、結城が佐久間を気に入っているのは本当だったのかと、障害の大きさを改めて認識し、
得難いものほど欲しくなる・・・と高揚感に身震いした。
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