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鉄血のアイン、2期のジュリエッタ、JGの佐久間中尉、とうらぶを愛する個人の趣味サイトです☆女性向けです!総受けです!・・・苦手な方はバック推奨。

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偏愛狂想曲 さっくん○○ネタ

佐久間さんの事を“さっくん”、三好の事を“みよっしー”とコッソリ呼んでいたりします。

ジョカゲで捏造SSを量産してきましたが・・・今回は特にアレかもしれません。
※佐久間さんに対して何でも許せる人向け。
波多野にあのセリフを言わせたい!


【偏愛狂想曲】

「・・・失礼します」
結城の執務室から出た佐久間は、壁に凭れながら自分を見つめる三好に気が付き、顔を顰めた。
(またか・・・こいつ等を視察しているつもりで、まるで俺の方が監視されているみたいだ・・・)
「・・・・・・」
「・・・佐久間さん、今から出掛けるんですか?」
無視して通り過ぎようとした佐久間の腕を、三好が掴んで引き止めた。
「貴様には関係ないだろう・・・ッ!」
三好の腕を振り解こうとした佐久間だが、余計に強い力で握られ、痛みに眉根を寄せる。
「・・・見合いをするんですよね?」
三好の言葉通り、佐久間は姿どころか名前も知らない女と、陸軍の上官からの指示で見合いをする事になった。
「貴様には関係ない!・・・それに、子を為すのも、お国の為の義務だろう!?」
「・・・そうですか」
佐久間の言葉に、三好の顔から一切の表情が消える。
いつもの冷笑すら消え去った人形のようなその顔に、底知れぬ恐怖を感じた。
この場から、三好の側から離れろ・・・と本能が警告を発するが、手を捕られていて逃れる事ができない。まるで、罠に掛かった哀れな獲物の様に。
「生物はより強靭な子孫を残す為に、強い者と交わるのが自然なんですよ・・・僕が貴方を孕ませてあげましょうか?」
「・・・つまらない冗談は・・・」
三好の言葉が冗談などではないと感じたが、それを認めてしまうと真っ黒な闇に呑まれそうで恐ろしかった。
「・・・・・・ッ!?」
―しかし、否定しようとした言葉は、唇ごと三好に奪われた。
佐久間の口内を蹂躙する三好の赤い舌は、佐久間の喉奥へと小さな固形物を押し込んだ。
「んーッ!!」
気付いた佐久間が必死に抵抗するが、口を塞がれた状態では吐き出す事ができず、ゴクリと喉を流れ落ちるそれに、絶望感で涙を浮かべた。

―ドクンッ!ドクンッ!

鼓動が激しくなり、体中が燃えるように熱くなる。手足も激しく震え、立っていられない。
崩れ落ちる佐久間の体を自分へ引き寄せた三好は、強く抱き締めた。

佐久間が永く感じた苦痛の時間は、実際には五分にも満たないものだった。
「・・・ああ、上手くいきましたね」
「・・・・・・な・・・に?」
耳元で囁かれた声に反応して、見上げると三好が満足げに微笑んでいた。
(・・・なんだ?・・・この違和感は・・・?)
先程ではなかったが、鼓動が速まるのを感じる。
「気付きませんか?」
焦る佐久間を、楽しそうに見つめる三好。
「・・・なにが・・・・・・ッ!?」
まず初めに気付いたのは声だった・・・いつもの自分とは全く異なる高い声。
一つに気付くと、無数の違和感が一気に流れ込んだ。

自分よりも背の低い三好を見上げている。
いつもは体に馴染んでいるスーツが、やけに大きく感じる。
腕時計が肘の方まで、ずり落ちてきている。
首筋を撫で、視界の端に映る真っ黒な長い髪。
視線を下げると、服の上からでも分かる二つの膨らみ。

(・・・これでは、まるで・・・)

“孕ませてあげましょうか”

先程、三好から告げられた言葉を思い出した佐久間の体が小刻みに震える。


「・・・何を遊んでいる、三好?」
いつもは威圧感のあるその声が少し苦手だったが、低く落ち着きのある結城の声と姿に、佐久間は体の力が抜けるのを感じた。
「囚われるなと言ったはずだが・・・」
結城の冷たい双眸が三好を射抜く。
「いえ、僕は囚われてなどいませんよ。捕らえただけです」
三好は結城相手でも怯む事なく淡々と答える。
「・・・ですが、少し頭を冷やしてきます」
そこが結城のいる執務室の前である事を忘れる程、三好は愚かではない。
あえてその場所を選んだのだ・・・もし自分が暴走した時に、止められる様に・・・。
三好は、自分の腕の中に収まるほど小柄になった佐久間の体をあっさりと解放すると、その場から立ち去った。


「小田切、波多野、両名参りました」
結城から呼び出しを受けた二人は、結城の執務室を訪れた。
入室した二人は、結城の背後でぼんやりと佇む髪の長い女を見つけ、誰だ・・・と内心で訝しむが、表情に出す事はしない。
「貴様らに頼みたい事がある。こいつの護衛だ」
こいつというのは、その女の事だろう。
「異議あり!何で俺らなんですか?」
波多野が胡散臭げな視線を女に向けながら、結城に異議を唱えた。
波多野よりも小柄な女は、顔を伏せており表情が見えなかったのだが、波多野の声に反応して少し顔を上げた。
「・・・・・・!」
涙に濡れた大きな黒い瞳を見た瞬間、波多野の胸に罪悪感が生まれる。
(・・・まずい、さっきのは失言だったな。かなり、好みの顔をしてるし役得だったかも・・・)
「・・・俺も確認しておきたい事があります。・・・その見慣れたスーツ・・・もしかして、その方は佐久間さんではありませんか?」
「はぁ!?なに言って・・・(こんな可憐な女性に向かって)」
小田切の発言に、結城ではなく、波多野が非難の声を上げる。

「・・・そうだ。小田切の推測通り、そこにいるのは紛れもなく佐久間本人だ。
貴様らを選んだ理由だが、小田切は冷静な分析力と、女に対する誠実さ。
波多野は体術の腕を見込んだからだ・・・なんせ、今回の相手は三好と、今の佐久間に手を出す可能性がある機関員だからな。
だが、これは正式な任務ではない。断っても構わんぞ?」
二人の返事など分かり切っているのに、口角を上げながら結城は二人に問い掛けた。
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