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鉄血のアイン、2期のジュリエッタ、JGの佐久間中尉、とうらぶを愛する個人の趣味サイトです☆女性向けです!総受けです!・・・苦手な方はバック推奨。

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【陰陽師と執念深い狐の話】 小話2~陰陽師二人と狐と虎の話~

◎公式ツイッター情報、アニメガのニュータイプショップ!ジョカゲの可愛いグッズたくさん!佐久間さんグッズがたっくさん!!
佐久間さんのバッジ、敬礼ポーズとお口が可愛すぎるvvv小田切と実井はその顔どうした!?www
しおりは2話の名シーンで、ストーキング・スパイマスターとのセットw福本カワイイv甘利はワンコ抱き締めのアレw実井どうしたwww
そして、三好のパタリロ口w小田切のは、予告であったお酒で記憶がとんだってアレですか?w神永のゴニョニョ目w(byポケモン)
グッズでは商品数が少なく冷遇されてるのかと思ってたけど、クリアポスター2種とも佐久間さんが!!

コラボカフェと一緒に行きたい!カフェは明日からですね!


【陰陽師二人と狐と虎の話】

「晴明様、お待たせして申し訳ございません!」
橋の上に安倍晴明の姿を見つけた佐久間は、息を切らしながら駆け寄った。
狩衣姿の晴明が振り返ると、黒い長髪が艶やかに光る。
「慌てなくても大丈夫だよ、さっくん。僕が早く着いただけだからね」
晴明は切れ長の目を細めながら、佐久間の頭を優しく撫でる。
美貌の好青年に、周りにいた女達が「晴明様・・・素敵」と、うっとりと呟いた。
「・・・しかし・・・」
自分に厳しい佐久間は、晴明を待たせてしまった自分を許せない。
「どうしてもって言うなら、お詫びに今日一日僕の事を“兄上”と呼んでほしいな!」
「・・・調子にのらないで下さい変態!佐久間さん、約束の時間までまだ半刻もあるんですよ?
貴方が謝る必要なんてありません。どうせ、それを狙って・・・」
佐久間の右肩にのった小狐姿の三好が、晴明に冷たい一瞥を向ける。
「・・・・・・あ、兄上・・・で、いいですか?」
しかし、師匠の結城の次に、晴明を慕っている佐久間は、少し恥じらいながらも、素直に従い晴明を見上げた。
「うん、最高だよさっくん!それから、兄弟“設定”なんだから、敬語も禁止ね(照れるさっくん超可愛い!!上目遣いも可愛いすぎ天女か!!いや、天女よりも可愛い!!)」
にこやかに告げる晴明だが、内心はとても荒ぶっていた。

「・・・それでは、わたくしは姉上と呼んで頂こうかしら?」
「青龍!」
晴明の背後から現われた青髪の美女が、袖口で口元を隠しながら上品に笑う。
晴明の式神、十二神将の一人である。何度か面識のある佐久間が、弾んだ声を上げる。
「俺もいんぜっ!それにコイツと、コイツもな!」
ニカッと大きく口を開き白い歯を見せて、燃えるような赤髪の長身の男が豪快に笑う。
「朱雀!白虎に玄武も!」
大きな白い虎と、白蛇を首に巻いた黒髪の青年、この三人も十二神将で、特に強い力を持つ聖獣達だ。
「・・・久しいな」
「大きくなりましたね、佐久間」
ぶっきらぼうな白虎と、穏やかに笑う玄武の態度は対照的だ。
「・・・白虎は相変わらず、獣姿のままですか・・・もしかして人型になる力が無いのでは?」
「・・・・・・」
三好が挑発的に問い掛けるが、白虎は無言のままそっぽを向いた。
「止めないか三好!すまないな白虎・・・・・・俺は白虎のその姿がとても好きだぞ」
白に黒い模様が入った長い尻尾がゆらゆらと揺れるのを見つめながら、佐久間が告げる。
(・・・それに、この尻尾を見ていると・・・なんだか懐かしい気持ちになるんだ)
「・・・んっ・・・何をする三好?」
白虎を見つめる佐久間の視線が気に入らない!自分に意識を向けろ!と、三好が佐久間の首筋を尻尾の先で擽った。
「相変わらずだねぇ」
嫉妬深い三好の態度に、晴明が面白そうに笑う。
嫉妬だけでなく、白虎と三好の仲が悪いのを知っているのだが、のんびりとしたものだ。
「・・・こんな往来で話していたら、通行の妨げになるぞ」
スッと佐久間の左肩の上に姿を現した田崎が、最もな意見を述べる。
「お前もいたのかよ、根暗カラス・・・久しぶりの再会に水を差すんじゃねぇ!」
「脳筋バカが・・・道すがら話せばいいだろう」
声を荒げる朱雀と、呆れ顔の田崎・・・この二人も仲が悪かったりする。
「・・・うふふ、確かに田崎の言う通りだわ。続きは道すがら話しましょう」
(喧嘩する程、仲が良いというものね。殿方達は本当に仲が良くていらっしゃるわ)
青龍が、再び上品に微笑んだ。彼女は少し天然なところがあった。

「兄上、本当に馬はいらないのか?」
今回、佐久間と晴明は共同の任務に当たる事になった。
都から南方にある村の、外れに出た妖を討伐するのが目的だ。
佐久間の記憶では、馬の脚なら半日で往復できるが、徒歩ならば本日中に戻ってこれるか微妙なところだ。
「心配しなくても大丈夫だよ、さっくん!(元々、妖怪退治は口実で、さっくんと過ごすのが目的だからね)」
心の内など全く感じさせない、清らかな笑顔で晴明は答えた。
「あ、疲れたなら白虎に乗るといいよ」
「えっ・・・?」
言うが早いか佐久間の体を軽々と抱き上げた晴明が、白虎の背の上へと放り上げた。
反射的に白虎の首元にギュッと抱き付く佐久間。
「・・・あの、そういう意味では・・・それに、これだと白虎が疲れるだろう?」
「・・・お前のような軽い奴を乗せたぐらいで、俺が疲れるものか」
佐久間の心配に、素っ気なく答える白虎。
「・・・・・・(これは乗っていろという事なんだろうか?)」
素っ気ない態度を崩さない白虎だが、十二神将内で行われた“佐久間と出掛ける4人枠”を掛けた本気の競い合いに勝利し、権利を得る程には佐久間が好きである。
もちろん、そんな事は三好にはお見通しである。いや、佐久間以外は全員知っていた。
「素直じゃありませんね、このムッツリ!」
「素直じゃなのは、お前もだろう三好」
佐久間の肩の上の、三好と田崎が思い思いに呟く。
そんな三好の方をこっそりと盗み見た佐久間は思う。
(白虎の大きな背は安定していて乗り心地はいいが・・・俺はやっぱり三好のモフモフの背の方が好きだ・・・)

「・・・玄武、さっき俺の事を“大きくなった”と言ってくれていたが・・・」
「ええ、内包される気の力が随分と大きくなっておられたので」
玄武は優し気な垂れ目がちの目を更に細め、佐久間に向けて優しく微笑む。
「・・・という事は、体の大きさではないのか・・・」
ガックリと肩を落とす佐久間。
120センチに満たない身長を常々気にしており、白虎から“軽い”と言われた事を、実は気にしていたりする。
「あれ?さっくんって身長で悩んでるの?」
晴明の問い掛けに、コクコクと頷く佐久間。
「それなら大丈夫!僕の実体験から言うと、あと数年もしたら一気に伸びるよ」
「・・・本当か!?」
結城よりは少し低いが、ほほ同じぐらい背丈がある晴明の言葉に、佐久間が瞳を輝かせた。
「あらあら~わたくしとしては、まだこの愛らしい姿でいてほしいわ。
晴明もついこの前まで可愛らしいと思っていたのに、すぐに大きくなってしまったもの」
フヨフヨと空を浮いていた青龍が、佐久間の頭を美しい指で優しく撫でる。
「我々とは違い、ヒトの成長は早いですからね・・・」
首に巻いた白蛇の顎下を優しく撫でながら、玄武が儚げに呟いた。


千年以上生きる自分達にとって、ヒトの一生はほんの瞬きの如し。



だからこそ・・・尊く思い、慈しむのだが。
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Author:黒夜シロ
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(ネコ・ウサギ・ハムスターもLOVEv)が大好きな管理人です^^
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