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風機関所属の佐久間さん妄想3

勢いって大事ですよね。


【風機関スパイ佐久間】 with Purple

風戸中佐に任務報告を終えた佐久間は、肩を落としながら食堂へとやってきた。

「大丈夫か佐久間?」

疲れた表情を浮かべていた佐久間に、同じ“風機関”所属の蒲生が、気遣わしげに声を掛けた。
気さくな蒲生は、佐久間が信頼する仲間の中でも、特に仲の良い相手だ。

「ああ・・・ありがとう蒲生。・・・それにしても、なぜ俺の任務中にばかりアイツ等は邪魔をしに現れるんだ!」

「はははっ!佐久間はアイツ等に好かれてるんじゃないのか?」

苦々しげに吐き出した佐久間の言葉に、蒲生がにこやかに笑う。
アイツ等とはここでは名を出すのも憚れる“D機関”のスパイ達の事だ。

「・・・・・・冗談でも、止めてくれ・・・・・・はぁ・・・・・・」

「すまん、すまん!そうだ、気分転換にチェスをしないか?」

大きな溜息をつく佐久間に詫びた蒲生は、テーブルの上に置かれたチェス盤を指し示した。

「・・・将棋では駄目なのか?」

チェス盤と蒲生の顔を交互に見た佐久間が、頭を傾げる。

「将棋も悪くはないが、ここに将棋盤は無いからな」

「それもそうだが・・・俺はチェスをした事がないんだ」

「勿論、俺が教えてやるさ。新しい事を覚えて、視野を広げるのも優秀なスパイには必要だろ?」

悪戯っぽくウインクする蒲生。

「そうだな・・・確かにそうだ」

蒲生の気遣いに感謝しながら、佐久間はチェスを習い始めた。


蒲生の教えがいいのか、佐久間の飲み込みが早いのか、30分も経たずにルールを覚え簡単なゲームができるようになった。
初心者の佐久間を相手に、蒲生が本気を出す事はないが、そこは暗黙の了解というものだ。

しかし、純粋に楽しむ佐久間とは違い、蒲生には思惑があった。
佐久間のゲーム運びを悟られない様に注意深く観察して、そこに現われた佐久間の性格を読み取ろうとする。
普段は上手に誤魔化していたとしても、チェスにはプレーヤーの性格が出るのだ。

「・・・・・・」

そこから得られた佐久間の性格は、謹厳実直、教えに忠実、清廉潔白、相手の策略を恐れない無謀な愚か者。
普段見せている顔と寸分の違いも無いそれは、正しく軍の教えの体現そのものだ。

この真っ白な男を、自分好みの色に染め上げるのも悪くないかもしれない・・・佐久間に向ける笑顔の裏で、蒲生は本当の笑顔を浮かべた。
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