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鉄血のアイン、2期のジュリエッタ、JGの佐久間中尉、とうらぶを愛する個人の趣味サイトです☆女性向けです!総受けです!・・・苦手な方はバック推奨。

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~続・不思議の国のアルサル~

昨日の続きです。


【不思議の国のアルサル】


「さぁ着いた。ここだよ」
「ここが?」
フレンに案内されて着いた先、広い城内にはアルサルと同じ真っ赤な服を着た人々がたくさんいて、和気あいあいと賑わっていた。
「それじゃあ僕は警備に戻るけど、楽しんでいってくれ」
「あ、ああ。ありがとう」
爽やかに立ち去るフレンを見送り、辺りを見渡す。
「あ!」
人の輪から少し離れた壁際に、ユーリがラピードと呼んでた犬が寝そべっていた。その傍らにはアルサルが気になっているアロウン似の人形が。
「お前、ラピードっていうんだよな。ちょっとその人形を見せてくれないか?」
ラピードは横目でアルサル見ながら、大きなあくびを一つして目を閉じた。
どうやらいいということらしい。アルサルは、ソッと人形を持ち上げるとマジマジと観察する。
「やっぱり似てるよな~?」
腰のエドラムなど細部までよく出来ている。
「なぁこれって誰が・・・」
アルサルが再度ラピードに尋ねようとした時だった。
パンパンパンパン!
小気味の良いクラッカーの音が鳴り響く。
「大魔王様のおな~り~!!」
クラッカーの音にも驚いたアルサルだったが、奥から現れた人物に更に驚き目を丸くした。
「アロウン!?」
そこにいたのはよく見知った、ぐうたら魔王ことアロウンだったのだ。
「よかった、お前もここにいたんだな。おーいアロウーン!」
しかしすごい大観衆の為か、アルサルに気付かない。
それどころか先ほど別れたばかりのフレンがやってきて、ものすごい剣幕でアルサルの肩を掴んだ。
「大魔王様を呼び捨てにするとはこの不届き者め!しかもこの祝いの席に献上品を持ってこないとは不敬罪に値するっ!!」
「献上品?」
「プレゼントのことだ!まさか君が持っていなかったなんて」
「ちょっと待ってくれ俺はそんなこと知ら・・・むぐー!」
問答無用で拘束され、猿ぐつわまでされるアルサル。
「あ~ソイツそういうとこ融通利かないんだわ」
聞き覚えのある声に振り向くと、ユーリがあきらめろ~とばかりにヒラヒラ手を振っていた。助けてくれる気はないらしい。
フレンと数名の兵士に連行されるアルサル。
(いったいどうなるんだ~!?)

大きな箱に押し込められたアルサル。
兵士達の気配は去ったが、手足が縛られているので自力で逃げ出すことは出来ない。
「・・・!」
途方に暮れるアルサルだったが、箱の蓋がゆっくりと開いて目に入ったのは。

present for you

「プレゼントが無ければ、お前自身がプレゼントとは悪くない。見上げた忠誠心だ、存分に楽しませてもらうぞ」
嫌な笑みを浮かべるアロウンだった。
「ん~~~!!」
色々なことがありすぎて、アルサルの頭はもうパンク寸前だった。眩暈までするのか視界が真っ白になってくる。
目の前のアロウンの顔もぼんやりと霞んでいく。

「ん・・・」
「やっと起きたかアルサル」
「アロ・・・ウン?」
「まったく大魔王様の肩を枕がわりにするとは、図々しいヤツだな」
言葉とは裏腹に、まだ寝ぼけぎみのアルサルの頭を優しく撫でるアロウン。
「よく眠っていたが、夢でも見ていたのか?」
「・・・夢?あれは夢だったのか」
ぼんやりしたまま夢、夢と呟くアルサル。
「ほらさっさと目を覚ませ。みながパーティの準備をして待ってるぞ」
「ああ、そうだな。今日は特別な日だった!」


そう今日は特別な日――メリー・クリスマス☆

メリー・クリスマス☆
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Author:黒夜シロ
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