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鉄血のアイン、2期のジュリエッタ、JGの佐久間中尉、とうらぶを愛する個人の趣味サイトです☆女性向けです!総受けです!・・・苦手な方はバック推奨。

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神話前夜

タクトは引き続き、女体化なうです☆名前はタウになりました。イッツ ア テキトー;
♀タクトの場合でも、「颯爽登場 銀河美少年!」と言うと、
「(身体は)女の子なのに、銀河美少年・・・」って、ワコに突っ込まれるのかな~?


愛されるよりも、愛したい全力で5 『神話前夜』


翌日の放課後、ワコと共に演劇部にやって来た。
もちろん、入部を断る為だ。
昨日あの後、女の子のまま寮の部屋に戻るわけにはいかないので、
ワコの家に泊めてもらい、ワコと色々話し合った。
そして出た結論は、演劇部に入るのは非常にマズイということだった。
サリナ部長は観察眼が優れているし、スガタはワコの嘘にすぐ気付いてしまうから。

部屋に入ると、すでに他のメンバーが揃っていた。
全員いるのを確認して、サリナ部長がよく通る声で宣言する。
「脚本が出来上がった!タイトルは『神話前夜』
今年の目玉です!過激なシーンもあるから覚悟しろよ~!」
「「早ッ!」」
僕とワコの声がハモる。
「タウちゃんのお陰で、インスピレーションがガンガン湧いたからね!一晩で完成したの」
「・・・」
マズイ・・・何だか断りにくい雰囲気が。
「あ、先に紹介しないとね。この子はワコの親戚で、タウちゃん。
今度の舞台のメインヒロインだ!」
ワコが僕の肩をポンと叩いた。“諦めて、入部するしかないね”と目で訴えてくる。
「・・・よろしく、お願いします」
僕は引き攣る顔を見られないように、頭を下げた。
「ところで、タクト君は?」
・・・ギクッ!
「え~と、タクト君は“綺羅星のことを僕なりに調べてみるから、しばらく学校に来られない”
って言ってたよ」
ありがとうワコ!僕は心の中で、ワコに手を合わせた。
「・・・うーん。それじゃあ、入部は難しいか・・・少し脚本を直さないと」

「要約すると、その世界には、昔から争いを続ける二つの大国があった。
両国の王族達は素顔を仮面で隠している。
なぜなら、魔女の呪いを防ぐ為だ。
南の国の王は、素顔を魔女に知られてしまい、急死した。
国の混乱を防ぐ為に、姫は女であることを隠し、男として新しい王になる。
一方、北の国の王子は南の国への進行中に、宰相の企みで船を難破させられ、
海で溺れたのを平民の娘に助けられる。
その平民の娘は、姫が下町を見て回る時の仮の姿だった。
互いの素性を知らぬまま、やがて二人は恋に堕ちる。
しかし、争いが激化し、二人は離れ離れになってしまう。
運命の悪戯で、仮面を付け素顔を隠した二人は、国の代表として、決闘することになる」
「・・・悲劇なんですか?」
部長の説明の後、気になったことを質問してみる。
「さて、どうだろう。ラストはそれぞれのキャストに、役に成り切って考えてもらおうと思ってる」
「キャストの考え次第で、悲劇になるか、ハッピーエンドになるか、まだわからないってことか」
「そういうこと!」
「キュー!」
スガタの言葉に、部長と、部長の肩に乗っていた副部長が大きく頷く。
「姫はタウちゃん、王子はスガタ君で決まり!目玉の一つは、二人の決闘シーンだ。
スガタ君は問題無いけど、タウちゃんは剣術の経験・・・あるわけ無いか」
「いえ、あります!」
やると決まったからには、本気でやる!
「それは頼もしい!早速、二人で手合わせして見せて・・・と、ここじゃ無理ね」
部長が狭い部室を見渡して、肩を落とした。
「僕の家の道場なら問題ありませんよ」
「じゃあ、今日は他のキャストの打ち合わせをしてから、スガタ君の家にお邪魔するってことで」

「「お願いします」」
スガタと向き合って、竹刀を構える。
ビリビリした空気、張り詰めた緊張感が心地好い。
「始め!」
「はあぁぁ!」
間合いを一気に詰め、竹刀を振り下ろす。
「くっ!」
しかし、寸前のところで受け流される。
「せいっ!」
「ッ!!」
僕の竹刀を弾き飛ばしたスガタの竹刀の先端が、僕の首元に突き付けられた。
「・・・お見事」
頬を冷たい汗が流れ落ちる。
「本気を出してないな」
「え?」
「動きが鈍い」
「・・・」
鋭い指摘に、険しい表情。
「・・・サリナ部長。舞台って、二刀流でもかまいませんか?」
審判をしてくれていた部長に尋ねる。
「なるほど。得手は二刀流か・・・面白そうじゃない」
部長に了解を貰って、両手に竹刀を握る。
「では、改めて」
「来い!」

「強い・・・」
本気でやっても、スガタには敵わなかった。
「これだけ見せてもらえれば十分よ!二人なら、問題無く舞台が成功するわ!」
・・・あっ、舞台のことが完全に頭から抜けてた。
「良い太刀筋だった」
スガタにも誉められ、頬に熱が集まるのを感じた。

その晩、三度目の綺羅星の襲来があったけど、女の子の身体のままでも、
二本のスターソードを使い、無事倒すことが出来た。
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