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鉄血のアイン、2期のジュリエッタ、JGの佐久間中尉、とうらぶを愛する個人の趣味サイトです☆女性向けです!総受けです!・・・苦手な方はバック推奨。

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ルドガーとユリウスの過去を妄想してみた。

先に書いたものを少し修正しました。
ほぼ、タイトルとスープからパスタに変更しただけですが。
・・・ユリウスが本当に望んでいた世界に涙が止まらない。
ヴィクトルの時もだったけど、鼻歌が切なすぎて・・・。


~兄のスープ、弟のパスタ~
(ユリウス15歳、ルドガー7歳設定)

「・・・ねぇユリウス、なんでオレには両親がいないの?」
幼いながらもルドガーは真剣な眼差しで兄を見上げた。
「ルドガー、それは・・・」
今まで弟の質問には、何でも優しく答えてきたユリウスだったが、この突然の質問には答えられなかった。
いや、どうしても答えたくなかった。
幼いルドガーに残酷な一族の運命を知ってほしくない、できれば一生知らないまま幸せに暮らしてほしい。
・・・それはユリウスの切実な願いだった。
「・・・その話はまた今度にして、ほら、ルドガーの好きなトマトスープだぞ。温かいうちに召し上がれ」
わざと明るい声で言い、ルドガーの気を引こうと出来たてのスープをテーブルに並べた。
「・・・こんなスープいらない!みんなみたいにお母さんのスープが飲みたい!」
いつもなら大喜びするところだが、納得できないルドガーは、叫びながら両手両足をばたつかせた。
「あっ・・・!」
ルドガーが暴れた弾みで、テーブルの上に置かれていたスープの入った鍋がルドガーの方へと落下する。
その刹那、ユリウスは熱い鍋を素手で払いのけ、大切な弟を守った。
自分が火傷する事すら全く構わずに。
「大丈夫かルドガー!?」
ユリウスはルドガーの無事を確かめると、小さなルドガーの身体を強く抱きしめた。
「・・・ユリウス・・・手が・・・」
ユリウスの左手は火傷で真っ赤に腫れていた。
「お前を守れたなら、これぐらい大したことはないさ」
心からの気持ちを伝えながら、ユリウスは優しく微笑んだ。
「・・・うあぁぁん!ごめ・・・なさいっユリウス!
・・・ホントはユリウスが一番好きなのに・・・ひっく・・・」
ルドガーの翡翠色の瞳から、大粒の涙がこぼれ落ちる。
「ああ。俺もお前が一番大切だ。これからもずっと俺が守ってみせる・・・」
泣きじゃくるルドガーの身体を、ユリウスはもう一度強く抱きしめた。


「ルドガーがこれを作ったのか?」
テーブルの上で、温かな湯気をたてるパスタを見てユリウスは驚いた。
「うん。オレのせいで火傷して、ユリウスすごく不便そうだし・・・」
「・・・馬鹿だな。もう気にするなと言ったろ?だけど、嬉しいよルドガー」
ああ、なんて愛おしいのだろう・・・感極まったユリウスは頬擦りする勢いでルドガーを抱きしめた。
「ユリウス、パスタ冷めちゃうよ?」
ルドガーの声で、我に返ったユリウスは名残惜しそうに抱擁を解いた。
「そうだな、早速頂くよ」
ルドガーが初めて作ったトマトソースパスタは一般的にはかなりの薄味だったが、
ユリウスにはルドガーが自分を想って一生懸命作ってくれた、何にも勝る特別に美味しいパスタだった。
「美味しいよルドガー」
「よかった!」
嬉しそうに笑うルドガーに愛しさが込み上げたユリウスは、再びルドガーの身体を抱きしめた。
心の中で、一生守ると固く誓いながら・・・。


◎きっと過去に、こんな兄弟エピソードがあって、ユリウスの好物がトマトソースパスタになり、
ルドガーはユリウスに美味しいと言われるのが嬉しくて料理の腕を上げたんですよね。
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