Monochrome

鉄血のアイン、2期のジュリエッタ、JGの佐久間中尉、とうらぶを愛する個人の趣味サイトです☆女性向けです!総受けです!・・・苦手な方はバック推奨。

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5話のその後を妄想してみた。

5話に萌え滾った勢いで書きました。5話のその後です。
先に書いた小説の続き的なアニメ4話後の話も書きたいけど、まずはこっち。



【猫と犬の狂想曲】

せっせとパーティーの後片付けをする(させられてる)俺の耳に賑やかな声が届く。
「ねぇ少佐、実は着物も買ってきたの。ねっ、少しでいいから着替えてみましょう!」
・・・着物ってエロイよな・・・全部脱がすんじゃなく、乱れた着物から覗く素肌とか。
そうだな、兵部の白い肌には真っ赤なのが映えそうだ・・・なんて、密かに妄想を膨らませる俺。
・・・ヤベッ、勃っちまいそうだ。
「やだね」
しかし、兵部はまるで気位の高い猫のように、プイッとそっぽを向いた。
・・・ちょっとぐらい着てくれてもいいじゃねぇか・・・俺の願望が儚く消え去る。
「ぇえ!?」
その刹那、兵部の姿が真っ白な猫に変わるのを見て、驚いた俺は抱えていた皿を落とした。
「・・・危ねっ!」
ギリギリ空中キャッチに成功し、割らずにはすんだ。
「少佐ー!!」
ふ~と独り安堵する俺の様子も、呼び止める声も無視して白い猫はスタスタと部屋を出ていった。

片付けを終え、自室に戻った俺は日課の筋トレをする気力が起きず、ベッドに横になった。
「はぁ・・・少し疲れたな」
今日は色々なことがあり、肉体的にではなく、精神的に疲れていた。
しかし、目を閉じても睡魔は訪れず、脳裏に様々なことが浮かんでくる。
予想外のバベルとの接触、皆本ってヤツが語った兵部の過去。
・・・信じたものに裏切られた復讐・・・。
「・・・だから裏切り者には死をってか」
兵部の言ってたエスパーの掟を思い出す。同時に、兵部の額と胸元に残る生々しい銃痕も。
大量殺人を犯すほどの憎しみ・・・兵部が過去に感じた絶望を想像してみたが、そんな凄惨な経験をしたことの無い俺の想像力では遠く及ばなかった。
しかし、兵部は理由も無しにノーマルを殺すわけじゃなかった・・・それがなぜか少し嬉しく感じる。
・・・今まで俺は、エスパーが嫌いだったのにな。
エスパー達だって、俺の能力を半端もの扱いする奴らばっかで、エスパーを差別するノーマルと何ら変わらなかったから。
・・・だけど、兵部はそんな俺に手を差し伸べ、ここの連中はみんな家族だと言う。
何だかんだ言いつつ兵部は俺を対等に扱ってくれる・・・この場所は俺にとってとても温かい。
今日、何の罪もないユウギリが、エスパーってだけで犯罪者扱いされるのを見て、無性に腹が立った。
・・・兵部の望むエスパーの楽園、そんなものが本当に実現できるんだろうか?
それは果てしない茨の道だと思う。・・・いや、実際そんな道を兵部は歩んできたんだろう。
パンドラにいるみんなを救済しながら・・・。
決して優しいだけのヤツじゃないってのに、強く惹きつけられる自分がいる。
このままここに長くいたら、今まで必死に築いてきたものを捨ててでも、俺は・・・。
「・・・ッ」
・・・待てっ、自分の任務を思い出せ!ここにいる真の目的を。
潜入前に頭に叩き込んだ捜査資料が脳裏を過ぎる。
パンドラが起こした数々の重大事件・・・どんな理由があろうと人殺しは重罪だ。
“僕たちは家族なんだからさ” “失敗は許されない任務だ”兵部と上官の言葉が交互に木霊する。
「クソッ!」
ジレンマで思考のループに陥った俺は、風に当たろうと外に出た。

「・・・あれは」
月光に淡く輝く白いシルエット。
それは猫の姿のままの、小さな兵部の背中だった。
「・・・・・・」
なんとなく声を掛けづらい雰囲気で、俺は柱の影に隠れて、様子を伺う。
リミッターをオフにすると、猫から元の兵部の姿に戻った。
兵部は何か考え込むような表情で、暗い海を眺めている。
「・・・そういや、バベルのヤツが“兵部のため”って言ってたよな・・・なんか関係あんのか・・・?」
兵部がポケットからユウギリにプレゼントされた御守を取り出し、それをジッと見つめる。
「・・・桜か」
俺の耳に微かに届く小さな声で、兵部が呟く。
桜の飾りを兵部の指がなぞると、横に付いた鈴が透き通った音を奏でた。
「・・・兵部」
寂しそうに伏せられた瞳に、思わず声を掛けた。
「ああ・・・君には暗示が効きにくいんだったな」
ゆっくりと振り向いた兵部の瞳に俺が映る。
「なぁ、ヒノミヤ・・・来年もみんなで桜が見られるかな?」
「・・・え?」
兵部が囁くような声で、俺に問いかける。
“当然だろ”
喉まで出かかった言葉が、口から出てこない。
「・・・いや、ただの独り言だ。忘れてくれ・・・」
儚い微笑みを浮かべる兵部。なぜか、その姿が俺には今にも消え入りそうに見えた。
「・・・どうしたんだよ?いつものアンタらしくないぜ」
「なに?」
「さっき、なんか悩んでる様に見えたからさ。もし独りで悩んでんだったら、ここのみんなに相談しろよ・・・家族なんだろ?」
ウインク付きで、わざと明るく振る舞う。
「君に説教されるとはね・・・」
ニッコリと笑って、兵部が俺に手を伸ばした。
近付く顔にキスされるのかと思い、抱き返そうとした俺の手が空を切る。
「・・・」
どうやら、俺のリミッターをオンにしただけらしい・・・変な期待させんなっての!
「100年早いよ」
「!?」
その刹那、奇妙な感覚に襲われた。
兵部がどんどん大きくなって見える!?
いや、兵部だけじゃなく周りの景色すべてが。
いったいどうなってんだ!?混乱する俺に、兵部が何かを差し出した。
それは小さな手鏡だったが、そこに映る自分の姿を見て俺は衝撃を受けた。
「ワォン!?」
何で犬になってんの俺ッ!?
「うん、よく似合うよ。中々可愛いじゃないか」
ニコニコと楽しそうに俺を見下ろす兵部。
「ちょうどいいから、誕生日プレゼントはそれで勘弁してやる」
「ワゥゥン?」
「今から、24時間そのままってことさ」
「グルルルル!」
兵部テメェ、ふざけんじゃねーぞ!
「そういえば今日、ユウギリを助けてくれたそうだね。・・・ありがとう」
兵部は犬になった俺の頭を優しく撫でた。
「ワンッ!」
嬉しくねっつの!と叫んでやりたかったのに、俺に生えた尾は、ブンブンと勢いよく左右に振られていた。

デッキの2匹、もとい2人を遠くから眺めるメンバーたち。
「あ~私もヒュプノが使えたら、少佐にあんなカッコや、こんなカッコさせられるのにー!
でも少佐って、猫になっても可愛いわよね♪あっ、なんなら猫用の服を自作しようかしら」
「紅葉姉・・・」
うっとりと瞳を輝かせる紅葉に、葉が呆れた視線を送る。
「・・・少佐、可愛い」
ユウギリも頬を染めながら、キラキラと瞳を輝かせていた。
「けっ!あんな肉食動物が可愛いもんか!」
女性陣の言葉に反応して、ユウギリの頭の上に乗っている桃太郎がプリプリと怒る。
モモンガにとって、猫は天敵なのだ。
「・・・やれやれ。ここはいつからペットショップになったんだ・・・」
桃太郎、兵部(猫)、ヒノミヤ(犬)の順に見た真木は、深い溜め息を吐いた。



アニメ5話も最高でした!
兵部の事を知れば知るほどグラグラ揺れるヒノミヤの心の葛藤や、兵部の重大な秘密。
そして真木、紅葉、葉の子ども時代が可愛い!
今と違って熱血そうな真木もイイし(司郎って呼ばれてる!)、特に抱っこされてる葉が!親指しゃぶってる葉が!
あと、紅葉の少佐着せ替え願望が楽しいです♪
ヒノミヤの犬化はオッドアイのシェパードイメージで!
自分も悩みを抱えているからこそ、兵部の様子を機敏に察知するヒノミヤです。
3話で兵部の「やだね(プイッ)」が可愛かったので引用してみました☆
※ヒノミヤが犬にされた後、リミッターがオンなのにヒノミヤの目に映る兵部が兵部のままなのは、兵部がヒノミヤの自分に対するヒュプノだけを解いたからです。
猫の姿は紅葉対策なので、他のみんなには猫に見えたまま。(苦しい説明)
公式の6話あらすじ、『図書室でヒノミヤは偶然にもある光景を目撃する』って、まさか兵部と真木のキスシーン!?
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Author:黒夜シロ
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