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「海常高校バスケットボール部一年、青峰大輝」

◎海常イン青峰話、結局書いてしまったので、UPします★
青峰のセイシュンTIP-OFF!!は笠松センパイじゃなくても、シバきたくなる程ダルダルですねw


『海常高校バスケットボール一年、青峰大輝』


「オレは海常高校バスケットボール部主将、笠松幸男だ!入部希望の一年は、順番に名前、出身校、ポジションを言え!」
「「「「「はい!」」」」」
笠松の凜とした声が体育館に響き、横一列に整列した一年生達も声を張り上げた。

「・・・次!・・・は、いねーのか?」
「いや、例のキセキの世代のエースが残ってるんだが」
笠松の隣でリストと名前を照合していた森山が首を傾げた。
「いないな・・・捜してこようか?」
『キセキの世代』の言葉でざわつく周囲を見渡しながら、小堀が笠松に問いかける。
「・・・キセキだとか関係ねぇ。いねーヤツに構ってるやる程、うちはヒマじゃねーよ」
しかし、笠松は素っ気なく返した。
「主将が怒(ら)ないなんて、珍しいっすね!?」
「バカ!笠松は表面に出さない時が、一番怒ってるんだよ」
「ああ、すごく不機嫌になってるな」
早川の言葉に、森山が空かさず訂正を入れ、小堀も同意する。
一波乱起きそうな気がする・・・静かに怒りのオーラを漂わせる笠松を感じながら、二人は同時にそう思った。

問題の入部式から三日経っても、スカウトされたはずのその一年がバスケ部に姿を現すことは無かった。
一応、登校しているというのは、同じクラスの一年から聞いているのだが。
日々、不機嫌オーラを増す笠松を心配して、森山や小堀が「様子を見てこようか?」と言ったが、「ほっとけ!」と主将命令が下された。

「・・・あんた、毎日欠かさず部活の後も残って自主練なんて、無駄な事してんな」
「ああ?」
体育館で一人、シュート練習をしていた笠松は、背後から声を掛けられ振り向いた。
飢えた獣のような目をした長身で肌黒のヤツが(笠松談)、笠松を見下ろしていた。
「お前・・・」
「オレがいりゃ負けねーってのに。オレに勝てるのはオレだけだからな!」
言いながら、笠松の持っていたボールを素早く奪うと、片手でゴールへと投げ入れた。
「・・・」
「どうした?ビビって声も出ねーか?」
小刻みに震える笠松を嘲笑う青峰。
「・・・お前がキセキの世代かよ・・・サボってんじゃねーぞ一年坊主ッ!!
ブチ切れた笠松が青峰に飛び蹴りを入れる。
不意を突かれた青峰が衝撃で派手に転んだ。
「痛ーな!何しやがる!?」
すぐに立ち上がった青峰が怒り心頭で、笠松に詰め寄る。
「オレは海常の三年主将、笠松幸男だ!なんか文句あんのか?」
「大アリだっての!言っとくが先に手ぇ出したのはあんただからな!」
青峰は笠松の胸倉を掴むと、握った拳で顔面を殴りつけた。

ハァハァハァハァ・・・二人分の粗い呼吸が体育館に響く。
体力のある二人だが、一時間も取っ組み合いのケンカをしていたので無理もない。
体格で勝る青峰が有利だったが、笠松も怯まず、一瞬の隙をついて一本背負いを決めた。
投げられた状態のまま、身体を大の字に伸ばし息を整える青峰の横に、体力の限界がきた笠松も崩れ落ちるように並んだ。
「・・・クックク、オレから一本取るなんて、あんた面白れーな!」
「もう一回やんのかコラァ?」
笑う青峰と、対照的にぶっきら棒に答える笠松。
「あー・・・、鼻血出しながら言われも迫力ねーっての・・・センパイ」
“センパイ”という言葉に笠松の口角が上がる。
「お前、そんなに血が余ってんなら、明日から真面目に部活に来い!
監督がなんと言おーが、練習不参加のヤツをスタメンに入れる程、オレは甘くねぇぞ!」
「た・・・」
ゲシッ!たりーと最後まで言わせず、笠松は制裁の蹴りを入れる。
「全中制覇したくらいでいい気になってんじゃねー!
それは他のキセキの世代がいたからで、お前一人の力じゃねんだよ!」
「んだと?」
「・・・一本のパスミスが勝敗を左右することもある。さっきオレに投げられたみてーに油断してたら、すぐ他の奴等に追い抜かれんぞ。
確か黄瀬って名前だったか、アイツなんてバスケ始めたの中二からだろ?
今は経験の差で勝ってるかもしんねーけど、見たとこ身体能力はお前と互角だし、足元すくわれんぞ」
「・・・言いたい放題だな」
「お前を選らんだのは監督だが、オレはアイツのが(鍛え甲斐がありそうで)正直よかったんだよ!」
「・・・その言葉、すぐに撤回させてやる・・・」
怒りを灯す瞳を見て、笠松はニヤリと笑みを深めた。

「「・・・どうしてこうなった!?」」
腫れた笠松の顔を見て、森山と小堀の声が見事にハモった。
スポーツマンとして、もちろん喧嘩はご法度だ。
理由によっては、大会出場停止にもなりかねない。
「あ?ボールに躓いて転んだだけだ」
「「・・・ハァ」」
((転んで顔に数か所も青タンができるのか?この頑固者め!))
溜め息と、心中でもハモる森山と小堀。
「なんか理由があるのは分かるが・・・」
「うぃーす」
言い募ろうとした森山の声に、聞き慣れない第三者の声が被った。
「遅いぞ一年坊主!!」
遅れてきたソイツに笠松のパンチが炸裂・・・とその場の全員が思ったが、余裕の表情で受け止めた。
「同じ手が通用するかよ」
「後でぜってーシバく・・・それよか先ずは挨拶しろ!!」
「センパイ、オレの事知ってんじゃねーの?」
「入部式にいなかったヤツの名前なんて知るか!とっとと、名前、出身校、ポジションを言え!」
なんで黄瀬の名前知ってて、オレの名前知んねーんだよ!黄瀬のがいいっつってたのマジかよ・・・と小さく愚痴ってから、青峰は大きく口を開いた。
「青峰大輝、帝光中出身、ポジションはパワーフォワードだ!」
唖然と二人のやり取りを見守っていた部員達だったが、それで声を取り戻したかのように「やっぱりアレがキセキの世代!」とざわめき始めた。
「おい青峰!」
「ん?」
笠松が青峰にボールをパスする。
「先輩命令だ!みんなを黙らせろ」
「りょーかい!」
ニヤリと不敵に笑う笠松と、同じように笑い返す青峰。
豪快にダンクを決める青峰の姿に、全員が息を呑んだ。
「・・・なぁ、小堀。笠松の顔の怪我って・・・」
「たぶん、というか100%そうだろうな。青峰も少し怪我してるし」
「だよな。しかも息ピッタリで怖いんだけど」
「うーん、さすがうちの主将って感じでいいんじゃないか?」
「ま、そうだな」
数日の不機嫌オーラが、綺麗さっぱり無くなってるどころか、上機嫌な笠松を見て、些細な問題など霧散した。

「なぁ、森山から聞いたぜ」
「呼び捨てにすんな!シバくぞ!」
言葉と同時に繰り出される笠松の蹴りを、青峰は身軽に躱した。
青峰入部から一週間、すでに日常風景になりつつあるいつものやり取りだ。
「あー森山センパイから聞いたけど、 アレ狙ってたんだろ?」
アレとは、もちろん二人の初対面時のやり取りの事を指している。
「さぁな」
笠松はニヤリと不敵な笑みを浮かべた。
「主将ってのは、なんでこう癖のあるヤツが多いんだっつの」
「重てぇもん背負ってんだよ」
楽しそうに愚痴る青峰に、やはり笠松も楽しそうに返した。
笠松の背負うものはただの重圧ではなく、譲れない誇りでもあった。

「青峰、部室で何読んでんだ?」
珍しく読書してる青峰に、笠松が興味を持って訊ねた。
「見りゃ分かんだろ?堀北マイちゃんの水着写真集だよ」
青峰はお気に入りの、際どいビキニ姿の見開きを広げた。
「そっそっそっ、そんなハレンチなものを部室に持ち込むんじゃねー!!」
「はぁ?エロ本でもねーのに、何でそんなに真っ赤な顔してんだ?」
「うるせぇ!部室に必要ないもん持ってくんな!」
いつも真っ直ぐに目を見て話す笠松が、視線を彷徨わせながら吐き捨てると、逃げるように部室から出ていった。
「・・・何だありゃ?」
疑問符を浮かべる青峰の肩がポンポンと叩かれる。
「何か用か森山?」
振り向くと森山がいい笑顔を浮かべていた。
「お前、笠松の前以外ではホント可愛くないな。まぁそれは置いといて・・・知りたくないか笠松のヒ・ミ・ツ」
「んだよ、秘密って?」
「対価はさつきちゃんとのデートでいいぞ」
「・・・んなもんでいーなら、好きなだけやんよ。それよか早く教えろ!」
「実は、笠松って・・・」
森山から笠松の秘密を聞いた青峰は、まんま悪戯を思いついた悪ガキの顔でニヤリと笑った。

「大ちゃんのサボリ癖を治してくれた代わりに、私が笠松主将の女性恐怖症を治すお手伝いしますよ!」
後日、楽しそうに張り切るマネージャーの桃井と、きょどる笠松というのが海常バスケ部の日常風景に追加された。


青峰イン海常=桃井イン海常www
楽しくて、予想以上に長くなりました;
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