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Monochrome

鬼滅の善逸、FGOを愛する個人の趣味サイトです(最近放置ぎみ)腐向けなので、苦手な方はバック推奨。

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凪あすSS続き7(※紡×光←海神?)

【自覚と無自覚 7】

「なんだよコレッ!?」
布団から起き上がろうとしたのに、足にうまく力が入らなかった。
不思議に思って、一気に布団を捲ると・・・腰から下が魚になってる!?
夢の続きかと思ったけど、碧白銀の鱗に触ってみると少し硬くて、引っ張ると痛い・・・って事は現実だ。
「・・・・・・」
・・・こんな事ができんのは、アイツしかいねぇ!

「うろこ様!!俺に呪いをかけただろッ!?」
「ふむ。人魚みたいで綺麗じゃろ?」
怒る俺を見ても全く動じず、嫌な笑いを浮かべるうろこ様。
「俺、呪われるような事してねーんだけど!」
ムカつきながらも、一応は海神様の使いなので、チェストをくらわせたいのをぐっと我慢する。
「・・・本当にそうかの?」
笑うのを止めて、鋭い視線を俺に向けるうろこ様。
「なんだよ、俺がなにしたってんだよ!?」
いつにないうろこ様の真面目な様子に驚きつつも、ハッキリ言わない態度にイライラが募る。
「・・・光は海村の掟を知っておるな?海の人間と、地上の人間は結ばれてはならん・・・あれは男女間だけの話ではない」
「なっ!?」
村からの追放・・・ついこの前知ったばかりの物騒ワードが頭の中に反芻する。
「・・・知ってたのかよ?俺と紡の事・・・」
「これでも、一応は海神様の使いじゃからの」
全てお見通しだと言わんばかりに、また口角を吊り上げて笑ううろこ様。
「・・・俺はこのまま魚になるのか?」
今は下半身だけだが、うろこ様の考え次第で、上半身も簡単に魚にされるかと思うと、頬を冷たい汗が伝う。
「まぁ、そこまで無粋な事はせんが・・・それより考え直さんか?今回だけなら、気の迷いだったと水に流してやるぞ?」
「・・・・・・」
「迷っておるの・・・ならば、一つ助言をしてやろう。
あやつの祖父は元々、海村の住人だった。それ故、海に強い憧れを持っておる。おまえじゃなく、海の人間なら誰でもよかったのかしれんぞ?」
「・・・くっそ!人が気にしてる事、ズバズバ言ってくれるよな・・・」
「・・・ふむ。おまえの想いが報われなければ、人魚のように泡になって消えるというのも、メルヘンチックでよいかもしれんの~かっかっか!」
「・・・メルヘンチックって、似合わねー事言ってんな」
酔っ払いオヤジのように、完全にからかいモードになったうろこ様を睨み付けて宣言する。
「俺はぜってー諦めねーから!!」

-Side うろこ様-
「全く、元気じゃの」
走り・・・いや、魚の尾ひれで泳ぎ去る光を笑いながら見送っていると、背後の御魂火が大きく揺れた。
「もちろん、わかっておりますよ海神様・・・しかし、記憶を奪わずとも、あの足ならば地上に出られませんし、十分かと・・・」
海神様の光への異常な執着心を、誰よりも知っている。
遠い昔、生贄になった娘の生まれ変わりである光。そして、娘が愛した男の生まれ変わりである紡。
また巡り会ったのは運命か・・・と考えるのはそれこそメルヘンチックであろうか?
しかし、強い縁で結ばれておるなら、二度も断ち切るのは忍びないというものだ。
・・・かけたワシが言うのも変じゃが、呪いに負けるでないぞ光。
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