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鉄血のアイン、2期のジュリエッタ、JGの佐久間中尉、とうらぶを愛する個人の趣味サイトです☆女性向けです!総受けです!・・・苦手な方はバック推奨。

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凪あす小説続き8(※紡×光←要)

◎凪あすSS続きです。8話、光が紡の家に泊まってたら、本当の“彼シャツ”になってたのに☆
紡に泊めてもらうとか、「頼りにしてっから」とか、光の紡への信頼度がヤヴァイ(激萌)vvv
次の電車は一時間後って、駅に詳しいのに困る光を見て楽しんでるイジワル要~嫉妬してるんですよね!


【自覚と無自覚 8】

「おはよう紡くん!」
学校前の坂道、紡の後ろ姿を見つけたまなかは、元気に声を掛けた。
「おはよう・・・光は?」
振り向いて挨拶を返しながら、そこに光の姿が無い事に気付いた紡は、まなか達に問い掛ける。
「・・・あっ!ひーくんはその・・・」
「・・・電話でも様子がおかしかったし、何かあったのか?」
わたわたと慌てるまなかに、紡の顔が曇る。
「光は夏風邪で寝込んでるんだよ。だから、しばらく学校は休みだけど、放課後に僕達がお見舞いに行くから、そんなに心配しなくても大丈夫さ」
まなかの代わりに、要がいつもの微笑みを浮かべながら答えた。
「・・・そうか」
心配しなくていいと言われて頷く事はできないが、自分で海村に行く事のできない紡は、秘かに拳を握り締めた。

「・・・ねぇ、本当にあれでよかったのかしら?」
「う~・・・紡くんに嘘吐いちゃったよぉ」
首を傾げるちさきと、項垂れるまなか、そんな二人を見つめる要。
人目を避けて、裏庭で相談し合う光の幼馴染み達。
「仕方がないよ。だって、光に頼まれたでしょ。“これは俺と海の問題だから紡には黙っててくれ。心配させたくないから”って」
「それは、そうだけど・・・」
「それに・・・地上の人に光の呪いの事を言っても、きっと信じないよ」
「・・・・・・」
紡くんならそんな事ないよ!と言いたいまなかだったが、どこかいつもと違う要の様子に口を閉ざした。

-Side 光-
「・・・くそっ!もう三日もこのままかよ」
はぁ・・・俺は自分の足を見て大きな溜め息を吐いた。
正確には、足だったはずの部分にある尾ひれを見て、だ。
うろこ様の呪いが一昨日から、ずっと俺を悩ませている・・・今日から学校だってあるのに、一向に解けない呪い。
・・・本当にずっとこのままだったらどうしよう・・・。
始めはうろこ様に対する怒りだけだったけど、三日目ともなると、さすがに焦燥感が募る。
「前は地上の学校に通うなんて嫌だったのにな・・・」
俺は腰掛けていたブランコから、廃校になった波中を眺めた。
波中が廃校に決まった時も、俺は納得できなくてこの場所でずっと校舎を眺めてた。
・・・でも、今は地上の学校に通うのが楽しくて、使われなくなった校舎はぬくみ雪が覆ってる。
周りも俺自身も、色々変わっていってんのに、海の掟だけ変わらないなんて、ぜってーおかしい!
また沸々と怒りが沸いてくるけど、ただ怒りをぶつけるだけじゃ何も変わらないんだよな・・・。
「・・・紡に会いたい・・・」
つい口に出た弱音に、会いたい気持ちが膨らむ。
もう放課後の時間だし、陸に上がれなくても、海から紡が見れるかも・・・。
そう思ったら、身体が勝手に海面へと向かってた。

「「・・・・・・」」
無言のまま、見つめ合う俺と紡。
・・・どうしてこうなった・・・心配掛けたくないし、呪いの事は紡に黙ってようと思ってた。
だから、海面から紡の姿を一目見ようと思っただけなのに、紡の船に吊り上げられちまった俺・・・。
「・・・光、その足・・・」
「ッ!!」
網の中でもがいてみても、余計網が身体に絡むだけで、そこから抜け出すことはできない・・・こんな足、紡には見られたくなかったのに・・・。
「夏風邪だって聞いてたけど、本当はその足が原因なのか・・・?」
俺の身体を、そっと甲板に下ろしながら紡が問い掛けてくる。
「・・・!?」
咄嗟に何か言い訳しないとって思ったのに、口を開いても声が出ない・・・!?
・・・声を出そうとしても、パクパクと口が動くだけで、全く音にならない・・・これも呪いの影響なのか?
「・・・光?」
心配そうに俺の顔を覗き込む紡。
肩に置かれた紡の手の熱さにビクッと反射的に強張る身体で我に返った俺は、尾ひれで力一杯甲板を叩いて、海に跳び込んだ。
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