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凪あす小説続き9(※紡×光←要)

◎凪あすSS続きです。8話、美海が光に海水を浴びせた後の、まなか・ちさきのくだりも可愛かったですv


【自覚と無自覚 9】

「・・・はぁ」
俺の溜め息が、俺以外ダレもいない教室に響く。
廃校になる前、自分の席だったところに座って、独りで俺は膝を抱えていた。
・・・海の中だと普通に喋れるのに、地上だと声も出せないなんて・・・まるで、海が大きな牢獄みたいじゃねーか。
・・・大好きな海の事をこんな風に感じる日がくるなんて、思ってもみなかったな・・・。
「・・・はぁ」
でも、いくらパニクったからって、あんな風に逃げるなんて・・・紡のヤツ、絶対変に思ったよな。
「・・・紡にマジで嫌われたら俺、うろこ様が言ってたみたいに、泡になって消えてーかも・・・」
「そんな事、言っちゃダメだよひーくん!」
「そうよ光!」
「なっ!?まなか、ちさき!?」
突然、教室の扉が開いたと思ったら、まなかとちさきが駆けこんできた。
「何でおまえらがここに・・・?」
「あかりさんが心配して捜してたから」
「紡くんも、ひーくんの事をすっごく心配してたよ!」
「それに私達、紡くんに頼まれたの。
“俺が光を好きになったせいで、光が海で大変な目に遭ってるみたいだ!俺もなんとか方法を探すから、光の力になってくれ”って・・・」
「うん!紡くん普段は落ち着いてるのに、その時はすごく必死そうだったよ!」
「・・・ッ!」
二人の言葉の意味を理解する度に、鼓動が早くなって、体温が上がる気がする。
「・・・愛されてるね光」
「ひーくん、顔真っ赤!」
「・・・うっせーつの!」
・・・恥ずかしくて、二人の顔がまともに見れねー・・・。
「「あと、こんな時だからこそ、言うね」」
「え・・・?」
二人のぴったりとハモった声に顔を上げると、何時にない大人びた顔をしたまなかとちさきが同時に告げた。
「私は紡くんが好き!」
「私は光が好き!」
「・・・なっ!?」
思わず上擦る俺の声。
「はい、今度は光の番よ!」
「え?!」
ぽんっと手の上にウミウシを置かれ、有無を言わせない笑顔で迫られる。
「・・・男同士で気持ち悪ーって思われるかもしんねーけど、俺は紡が好きだーッ!!」
半ばヤケクソぎみに叫ぶ俺・・・。
「気持ち悪いなんて思わない・・・好きになったら性別なんて関係ないもの。・・・いいなぁ、両想い・・・応援させて」
「私もっ!私も応援するからねっ!」
微笑むちさきと、挙手までしてアピールするまなか。
「・・・女って、やっぱ強ーな」
二人に圧倒されつつも、俺は感謝の気持ちでいっぱいだった・・・ありがとな。ちさき、まなか。
・・・コロン。
三人で和んでて、すっかり忘れてた手の上のウミウシが、何か吐き出したと思ったら・・・。
それは、海中から見上げた太陽のように、キラキラと光り輝く綺麗な石だった。
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