Monochrome

鉄血のアイン、2期のジュリエッタ、JGの佐久間中尉、とうらぶを愛する個人の趣味サイトです☆女性向けです!総受けです!・・・苦手な方はバック推奨。

Entries

ホズライ続きました。

ブレブレ1・2話を10回近く見てると思います。ライガットが愛おしいvvv


【4年越しの逢瀬 2】

「・・・はっ・・・ん」
空白の期間を埋めるような長く濃厚なキスから解放されたライガットは、大きく肩を震わせながら呼吸を整える。
「・・・!」
その時、ライガットの視界の端に王座が映った。
・・・脳裏に昼間の出来事が蘇る。
ホズルの宰相らしき男が放った“能無し”という言葉と、侮蔑の視線。
別にその男が特別な訳では無い・・・それは、昔からずっとライガットに付き纏う忌まわしき呪い。
(・・・何やってんだよ俺?・・・今のホズルは国王なんだぞ。
学生の時とは違う・・・俺みたいな能無しが、そばにいていい相手じゃないだろ・・・)
指先が急速に冷えていくのを感じた。
(そうだ・・・ただ俺も、もう一度ホズルに会いたかったんだ。
そして、あんな形じゃなく、ゼスにもちゃんと・・・それで、諦めるつもりだったのに・・・)
「・・・ライガット?」
「なぁ、いつまたアテネス軍が攻めてくるかもしれねーんだろ?
俺は部屋に戻るからさ。ホズルも休めるうちに休んだ方がいいぜ!」
変な事を口走らないように、一刻も早くホズルの前から立ち去りたい・・・。
「おいライガット・・・!」
足早に立ち去ろうとしたライガットの肩を、ホズルが乱暴に掴んだ。
「・・・それから、例のゴゥレムももう動かなくなかったみたいだし、やっぱ俺、明日にでも田舎に帰るよ。・・・役に立てなくて悪ーな」
「役立つとか、そんな事は関係無い!お前が本当に望むなら田舎に帰るのも反対はしない・・・だが、もう一度俺の目を見て言ってみろ」
「ッ!・・・俺・・・俺は・・・田舎に帰って・・・」
「俺の目を見ろと言っている」
頼りなく彷徨うライガットの瞳を、力強く見つめるホズル。
「・・・もうホズル達には、一生会わない・・・」
「なぜだ?」
「・・・俺みたいな能無しがそばにいたら、迷惑になるっ!」
ホズルの視線に耐えられず、ライガットはギュっと目を閉じて、叫ぶように絞り出した。
「・・・俺の好いた相手を、魔力の有無だけで能無しなんて言うのは止せ」
壊れ物に触れるかの様に、ライガットの身体を優しく両手で包み込むと、ホズルは固く閉じた目蓋にそっと口付けた。
「・・・でも!」
「ライガット、これ以上拒むなら・・・王座でお前を犯す」
「はぃいっ!?」
「よし、ようやく俺の目を見たな?」
ホズルの物騒な発言に目を大きく見開いたライガットの視界に、満足そうに微笑むホズルがいた。

「・・・あのさ、ホズル・・・なんかゼスに似てきてないか?」
4年前のホズルは、あんなSっぽい発言はしなかったと思うのだが・・・。
「フハハッ、それは心外だな」
(やっぱ、相当怒らせちまったのかな・・・?)
「で、どちらにする?」
「・・・一応聞くけど、何が?」
「王座か、俺のお気に入りの椅子か。好きな方を選べライガット!」
「・・・王座じゃない方で、お願いします」

「・・・おい、あんまジロジロ見んな!やるならとっととしろっ!」
ホズルによって、性急に全裸にされ、お気に入りの椅子とやらに座らせたライガット。
一方のホズルは、服を着込んだままなので、羞恥で居たたまれない。
「4年前より逞しくなっているな」
「毎日畑仕事してっからな」
そんな他愛無い事を言いながらも、ホズルの視線がある一点に注がれているのを感じる。
「・・・今でも付けたままなんだな」
ライガットの胸の突起にはめられた、ピアスにホズルは指を這わせた。
「んっ・・・親父や、弟にばれねーようにすんの、結構大変だったんだからな」
心臓側には黒曜石、反対側には深い青色の石英が飾られた美しいピアス。
「いっそ、売っちまおうかと思ったぜ・・・片方だけでも余裕で俺の一年分の生活費になるし」
「・・・なぜそうしなかったんだ?」
「・・・そりゃ、親友に貰った大事なもんなんだから、仕方ねーだろ?」
「・・・!!」
(あの堅物のゼスが、ライガットの身体を傷付けてまで所有の証を付けたがった理由が分かった気がする・・・可愛すぎるぞライガット!!)
顔を真っ赤に染め上げ、可愛い告白をするライガットに、自分の劣情が更に煽られるのをホズルは感じた。

「・・・この4年間で、ゼスとは?」
「会ってねーよ。今日のが正真正銘、4年ぶりの再会だっての・・・ゴゥレム越しで、顔も見れなかったけど・・・」
「ゼスの側に行きたいか?」
「・・・ただ、止めたいだけさ」
「お前の本質は、あの頃と変わらんなライガット」
嬉しそうに笑いながら、ライガットの髪を撫でるホズル。
「・・・では、4年ぶりのお前をうんと優しく抱いてやる」
「だから、そういう事を一々口に出すなよっ、このむっつり国王!!」
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

黒夜シロ

Author:黒夜シロ
アニメ・ゲーム・マンガ・ワンコ
(ネコ・ウサギ・ハムスターもLOVEv)が大好きな管理人です^^
“BL大好物”な腐女子ですが、よろしくお願いします♪

FC2カウンター

最近の記事

月別アーカイブ

右サイドメニュー

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム