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鉄血のアイン、2期のジュリエッタ、JGの佐久間中尉、とうらぶを愛する個人の趣味サイトです☆女性向けです!総受けです!・・・苦手な方はバック推奨。

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ライガット・ゼス・ホズルの過去を妄想してみました。

学生時代を妄想してみました☆


【4年越しの逢瀬 3】

第一印象は最悪だった。
魔力を持たないせいで、他の生徒や、教師から“能無し”と言われても、怒りもせずへらへら笑う軟弱なヤツ。
それが、ライガットを初めて見た時のゼスの感想だった。

軍事大国総司令官の義弟・・・そんな身分から、ゼスも周りから浮いた存在だった。
一国の皇太子であるホズルや、研究に没頭して周りを見ないシギュンも。
(特に、他人といる必要性を感じない)
身分以上に、そんな考え方が周りに壁を作っている事すら、ゼスは自覚していなかった。

他人に興味は無いが、ゼスには許せない事があった。
「ホズル・・・貴様、学ぶ気が無いなら学校など辞めてしまえ!」
身分に胡座をかいて、怠惰な者を見ていると腹が立つのだ。そして、それを黙って見過ごす器用さをゼスは持っていなかった。
「・・・ゼス?」
まともに話した事も無いゼスに、突然そんな事を言われ、温厚なホズルも困惑した。
しかも、授業中だったので、周りも突然の出来事に凍り付いた。
「まぁ、まぁ。こんな天気が良くて、空が綺麗だから仕方ねーって」
嫌な静寂を破ったのは、呑気なライガットの言葉だった。
「そういう訳なんで、ちょっと俺ら外に行ってきますよ~」
ライガットはゼスとホズルの腕を掴むと、そのまま二人を連れ出した。

「・・・おい。いい加減腕を離せ」
「ん~ホズルを殴ったりしないなら離すけど?」
「・・・そんな野蛮な事はしないよ」
そう言いつつも、眉間に深く皺を寄せたままホズルを睨み付けるゼス。
「「・・・」」
ホズルはゼスの怒りが分からず戸惑うばかり。
そんな二人を交互に見ながら、離したばかりの手でポリポリと頬をかくライガット。
「・・・ゼスの気持ちはなんとなく分かるんだけどさ、ホズルにも事情があんだよ。
それより、俺なんてホズルよりよっぽど成績悪いんだぜ」
「それは、自慢できる事ではないだろう?」
「だから、ゼスが俺に勉強を教えてくんない?」
「・・・は?なぜ俺が・・・」
「だってさっき“学ぶ気が無いなら学校を辞めろ”って言ってたろ?俺なんてそれ以前の問題でさ。
学ぶ気があっても落第しそうだし・・・知ってると思うけど、俺は石英を全く動かせない能無しだから、実技はからっきしなんだよな~。
だから、せめて勉強だけでも・・・助けると思って、頼むよ!」
無邪気な笑顔で頼み込むライガットに、毒気を抜かれたゼスは渋々頷いた。

そして、ライガットのあまりの成績の悪さに、一度引き受けた事を放り出す事のできないゼスは、すでに友人関係だったライガットとホズルの仲間に加わった。
ここに更に、変なところで面倒見のいいライガットが餌付けした(研究室に籠るシギュンに身体に悪いだろ~と度々食事を運んだ)シギュンが加わり、
アッサム国立士官学校24期生の問題児4人衆と呼ばれるようになる。
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